子宮頸がん⑳手術日

6月22日

手術日。

いよいよです。

怖い?

いやそうでもないけど。

でも不安は多少なりともある。

今日は婦人科でも数名の手術が入っており、家族とのお別れの場、エレベーター前は少しごちゃごちゃしていた。

旦那と娘とハグしたら、

『やっぱり外国式だねぇ~』と少し回りが朗らかな雰囲気になる。

そして、いよいよエレベーターで下の3階へ。

なんかスーパーの倉庫みたい…

あれよ、あれよと手術台まで連れていかれ、ここはどこ?なに?状態。

と、先日会った可愛い麻酔科の先生に会ってちょっとホッとしたのもつかの間、

「はい、では横になってくだいね。」

と言われ横になり、上から薄い紙?みたいなを被せられそうになるが、そこに大きな二つのしみ。

(それ、きれいなんですかーーーーーーーっ!?)

と躊躇していると、

「はい、横になってください。」

と急かされる。

…仕方がない。

そして、横になったとたん体に心電図やら何やら貼られる。

そこへ、俳優 片桐仁似の人が

「緊張しているねー、心拍数上がっている。」

(へぇ、やっぱ緊張してたんだぁ。)

「でも大丈夫。想定内だから。」

(って、だれっ、この人?)

また別の人が
「少し脱水症状ぎみですね。」

(へぇー、そんなことも分かるんだ~。)

「それも想定内だから、大丈夫!」

(って本当、誰あなた!!)

と思っている間にマスクをはめられ…
… … … … … … … … … …

はっ!!

「○○さーん、手術おわりましたよー!!」

マジか、あっという間!!
(実際は5、6時間)

HCUへ運ばれ、

旦那「You did it!(頑張った!)…夢見た?!」

私「(おいおい、今それ聞く?)
…見てない…」
(子宮頸がん⑱参照)

その後旦那がギユーと手を握ってくれた。

私もある力振り絞って握り返した。

娘も来て、手をギユーと握ってくれた。

私「来てくれてありがとうね(そして、こんな姿見せてごめね。。。)」

正直、二人の顔は覚えていない。

ただ、二人の姿があるなぁぐらいの感覚。

私の状態は口には酸素マスク、体にはいろんなものが繋がれている。

体は、膀胱がパンパンのような嫌な違和感(おしっこの管が入っているからね。)

何より、
腰がものすごーーーーーーーーく痛い。(泣)

これには本当に参った。。。


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